※この記事はメルマガ読者むけの1分アンケートにご協力いただいた方へのお返事です。
東京都在住のGさん(159cm・43kg・30歳)より、コメントをいただきました!
アンケートへご回答いただき、ありがとうございます!
私自身も小柄体型であり、かつ華奢体型でもあります。
そのため、いつも「着せられている感」や華奢体型であるが故の服の似合わなさに悩まされてきました。
そもそも小柄で、サイズ感の合う服自体が少ない中で、さらに華奢体型という条件をもクリアした服選びは本当に大変なんです。
今回はそんな小柄であり、華奢体型の方が「着せられている感が出ないようにする」ためのチェックすべきファッションのポイントについて解説していきますね!
目次
回答頂いた方の身長・体重・年齢
159cm・43kg・30歳
小柄かつ華奢体型の方が意識すべきファッションのポイント
実は、体型が小柄になればなるほど、その中でも華奢体型になればなるほどファッションに関する悩みが深くなっていきます。
なぜなら、たとえ自分に合う着丈、肩幅のものを着ていたとしても首元に隙間が空いてしまいダランとした印象になってしまったり、着せられている感が普通の体型の人よりも出やすくなってしまうためです。
また、よく贅沢な悩みだとは言われるのですが、「食べても食べてもなかなか太れない」という方も多いと思います。
こういった小柄であり、かつ華奢体型の方が意識すべきファッションのポイントは、次の4点です。
- 固めの生地素材のものを選ぶ
- 肌の露出をできる限り抑える
- 落ち感のあるパンツを活用する
- 目の錯覚を利用する(横ボーダーなど)
では、それぞれどういったポイントなのかを詳しく見ていきましょう。
固めの生地素材のものを選ぶ
小柄かつ華奢体型のファッションのポイントは「ボディラインができくい固めの素材を選ぶ」という事です。
ボディラインがくっきり出てしまうような柔らかな素材よりも、ボディラインがくっきりと出にくい、固めの生地素材のものを選ぶのがおすすめです。
固めの素材と言っても、店頭やネットショップなどでは判断しづらいため、「生地感がある生地素材を選ぶと良い」と言い換えると選びやすくなります。
生地感がある生地素材はそもそもが太めの糸で織られていたり、固めの生地素材となる事が多いため、これを服の選定基準に持っておくと良いと思います。
また生地感がある生地素材は、人の視点をボディラインなどから生地素材にそらしてくれる効果もあるため、そういった意味でもおすすめです。
例えば、シャツで言えば「オックスフォード生地」などは生地感があり、シャツの素材の中でも固めの素材の一つなので、おすすめです。
>>上記オックスシャツページはこちら
また、ジャケットなどアウターは、華奢体型の方にとっては特に体型が出やすいアイテムの一つです。
こういったアウター類は、コーデュロイやデニム、ニット生地(ニット風生地)、ウールなど少しボリューム感や生地感のある素材や、編み目など生地模様がはっきりとした素材のものを選ぶのがおすすめです。
夏など暑い季節の場合には、ボリューム感があっても色がパステルカラーや白など明るい色味のものや、通気性の良い生地などを活用すると良いです。
肌の露出をできる限り抑える
華奢体型が強調されるポイントが襟元の肌の露出度合いです。
私もそうなのですが、華奢体型の場合、襟元が空きすぎた服を着てしまうと鎖骨など骨格が見えすぎてしまったりするため、華奢体型がより強調されてしまいます。
また、襟元は一番目線が行きやすい場所でもあるため、華奢体型の方はできる限りこの肌の露出を抑えるように心がけましょう。
極端な話ですが、シャツで言えば一番上のボタンを止めるだけで、手っ取り早くこういった肌の露出を抑える事につながります。
また、そういった肌の露出を抑える服を選ぶというのも重要です。
実はXSサイズの場合、コストの関係上、襟元の設計がSサイズと同じだったりする場合が多く、XSサイズを着る人の方が他のサイズを着る人に比べて肌の露出割合が増えてしまうという事がよくあります。
そのため、襟元の設計(例えば、第一ボタンと第二ボタンの間隔、Vネックの大きさ・深さなど)がXSサイズに合わせてあるかどうかも華奢体型の人が注意すべき服選びのポイントです。
なんとかならないのか・・・といつも頭を悩ませていますが、業界的にレトロピクスの服のようにこういった細部までXSサイズに合わせるというのはコストの観点から難しい事が多いようです。
特にタンクトップなどは、襟元だけではなく脇の下にも肌の露出が生まれるため、私も含め華奢体型の方にとっては敬遠されがちなアイテムですが、通気性が良かったりするため、夏など暑い時期にはぜひ活用したいアイテムの一つです。
タンクトップを選ぶ場合には、数は非常に少ないとは思いますが、レトロピクスで唯一販売しているタンクトップのように、脇下の肌の露出が少なくなるようなものを選ぶのがおすすめです。
こうすることで華奢体型でも華奢体型を強調しない着方ができます。
※実際に写真のモデルは華奢体型かつ小柄な方ですが、脇の下の露出を少なくすることで華奢体型には見えにくくなっていると思います。
>>上記タンクトップページはこちら
落ち感のあるパンツを活用する
華奢体型の方にありがちな悩みとして「足が細い」という事もあげられます。
そのため、スキニーなど足のラインがバッチリと出るパンツを履くと細さが強調されてしまいます。
「落ち感のあるパンツ」とは、スキニーなど足のラインがはっきりと出るパンツではなく、ストンと上から下にまっすく落ちるようなパンツの事です。
>>上記スラックス(右)ページはコチラ
スラックスなどを想像していただければ分かりやすいと思います。
こういった落ち感のあるパンツを活用することで、細さをカバーする事ができます。
また、スキニーのようなフィット感が好きだという方は、スキニーではなくテーパード(太ももから足首にかけてサイズが細くなっていく仕様。スキニーよりも少しゆったり目というイメージ)にしたり、少し足のラインをカバーするようなパンツを活用してみましょう。
目の錯覚を利用する
低身長をカバーするファッションテクニックの記事でもお伝えしましたが、体型をファッションでカバーする際には積極的に目の錯覚を取り入れていくのがおすすめです。
華奢体型の方は、少しでも横に大きく見えるような目の錯覚を利用するのがおすすめです。
例えば色で言えば、膨張色を利用するという事です。
膨張色とは、赤やピンク、黄など暖色系と呼ばれる色や、パステルカラーや白のような薄く明るい色の事です。
こういった色は体を大きく見せる効果があります。
一方で、黒や青、紺、緑、紫など寒色系と呼ばれる色や、濃い目の色は収縮色と言って、体を小さく見せる効果があります。
男性はどうしても黒や濃紺など濃い目の色合いのファッションを好む傾向にあります。
そのため、「ジャケットが黒なのであれば、インナーは白にする」「ジャケットが白ならば、インナーは黒にする」など濃い目の色合いのファッションの中に少しこういった膨張色を加えていくことで、華奢体型をカバーする事につながってきます。
また、膨張色は明るく爽やかで、清潔感のある色ばかりなので、そう言った意味でもまずはインナーからなど、少しずつ取り入れていってみてはいかがでしょうか。
色味だけではなく、横ボーダーの服も体を横に大きく見せる効果があるため、華奢体型の方にはおすすめです。
※写真のボーダーカットソーは4月中に販売開始予定です。
このように、目の錯覚をファッションの中で取り入れて行くことも、華奢体型をカバーするファッションテクニックの1つなのです。
アンケートお待ちしております!
いかがでしたか?
このブログでは、レトロピクスがこれまで小柄体型の服作りを通じて得た小柄ファッションノウハウなどを積極的にお伝えしていきたいと思います。
みなさまにお答えいただいたお悩みや質問、疑問についても積極的に回答させていただきたいと思っております。
アンケートにお答えいただいた方には500円クーポンを差し上げておりますので、ぜひ率直な意見をお寄せいただければ有難いです!
今後とも、レトロピクスをよろしくお願いします!
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