身長が低いと足も小さく、足が小さいと自分にピッタリのサイズを見つけるのってすごく大変です。
かっこいいなと思ってもサイズが作られてなかったり、数が少なくて早く完売するのも小さいサイズからだったりします。
つま先が余るのは妥協するのが当たり前になり、つま先に力を入れないと脱げることも多く、気づけば癖になっている人も多いと思います。
ラスト1点!キルトタッセルローファー(セレクト・USED・23.5cm)
私も足が小さく靴のサイズは約24cmか23.5cmで、ものによって前後する大きさです。これまでデパートや靴屋さんに行って買っていましたがぴったりのメンズの靴はほぼなく、サイズを妥協して買うか諦めるかのどちらかです。ですが、デザインを気に入ってサイズを妥協した買ったことう靴はだいたい履くことがなくなります。
26cmや27cmの友人を見てはどんな靴もサイズがあるから羨ましいなと思っていました。
ですがアパレルに携わり運良く靴好きの人に出会い靴について様々なことを知って、そこから色々試したことで靴の探し方やコーデのポイントを学びました!
結論から言うと「小さいサイズの靴を見つけることは出来る!」
そして普通の人より根気もいる!
今回はそんな小さいサイズの靴についてご紹介致します!
※具体的なお店や商品のご紹介ではないのでご注意下さい。
自分の足のサイズ正しく知っていますか?
自分の足のサイズ知ってますか?
大体これくらいというのはわかるけれど、正確なサイズを測ったことがないという方が実はとても多いのです。
靴のサイズはわかっている、だけでは自分に合う靴を見つけることは難しいです。
足の長さ、足の幅、甲の高さ、指の形と足のサイズにはいくつかの要素があります。
この記事を読んでいてもし図ったことがないのでしたらぜひ測って下さい。
以下のページ(外部サイト)に足の測り方が載っておりますので、そちらを参考に測ってみて下さい。
もう一つ、靴のハイブランドのお店では足のサイズを測ってくれます。主に革靴のハイブランドです。ただ心理的にハードルが高く感じると思うので、自分で測るのが面倒でなおかつ心の強い人の方法かもしれません。
これを知るだけで靴探しが1つ楽になります。
特にネットで探すなら必須です。ネットで買うにしても試着前の下調べでも靴探しに掛ける時間が大幅に短縮できます。
小さいサイズ専門アパレルブランド店長が実践している小さい靴の探し方
1.ネットで靴と靴を売っている店を調べる
大前提として、足が小さい人は購入前に必ず靴を試着することをオススメします。
その靴探しと試着の時間を無駄にしてしまわないようにするために、事前に調べることが大事になります。
ここで大事なのが、前の項目にある自身の足のサイズを知っていることです。これがわかっていないと探すサイズや靴そのものがズレてしまう可能性があります。
「〇〇cm」とあってもブランド、メーカーによって同じサイズ表記でも少しの違いがあることがあります。この少しの違いは大きく足が小さい人にとって大きいので試着をしたほうが良いわけです。
ネットにはネット限定のサイズがあったり、ネットじゃないと知ることがなかったお店に出会う事ができます。
そして実店舗や同じ商品をおいているお店など試着できる場所を探すことも出来ます。
もちろんそのまま購入することもできます。
2.お店では自分で見つけようとせず店員に聞く
調べた後は実際にお店に行って、実物を見たり試着をしましょう。
ここで大事なのが自分で見つけようとしないこと。
理由は
- お店の人はサイズのある靴を把握している
- お店の人の方が靴について詳しい
●お店の人はサイズのある靴を把握している
当然のことですが、お店の商品のことはお店の人の方が把握しております。
探している靴の名前や写真、または「〇〇cmの黒のスニーカーありますか?」のように聞くと、お店の人が持ってきてくれます。
お店の人は複数のサイズや靴を持ってきてくれるので、そのお店で中で自分に合いそうなものを用意してくれます。その中で探すと自分に合うサイズの靴と出会いやすく、結果合っても無くても時間も無駄になりません。
また待っている間に店内を見て回って気になる靴を探すこともできます。
そのために、ネットで調べる段階でサイズがあるお店やたくさん取り扱っているお店を見つけましょう。
●お店の人の方が靴について詳しい
お店や店員さんにもよりますがプロなので、探すのをお任せしたほうが合うサイズの靴に出会いやすいです。お店の人の方が靴に詳しいです。
なので自分では見つかられない靴、お店に陳列されていない靴、自分では選ばない靴でも選択肢に入れてくれます。これが結構重要です。自分で探すとどうしてもデザインで選んでしまい知らぬうちに選択肢を狭めてしまいがちですが、店員さんはその選択肢を広げてくれます。
難しい点はそんな店員さんと出会うことです。
残念ながら全員が全員そんな店員さんではありません。
ポイントとしては
- 靴(スニーカー、革靴)を専門に扱っているお店
- シューズブランドショップ
- 古靴屋さん
- 靴好き
これらを押さえると良い店員さんに出会える確率が高いです。
3.スニーカーならアウトレット、革靴なら古靴を探してみる
結構有効な探し方です。
スニーカーは小さいサイズとすごく大きいサイズは需要が多くないためアウトレットに流れていることがあります。
特にスポーツ系のブランドは男女兼用デザインも多く、メンズの小さいサイズだけでなくメンズとほとんど同じデザインのレディースサイズもあったりするので、小さいサイズの靴を見つけやすいです。
革靴は古靴で探すと意外とあったりします。
古靴は中古の靴こことで、嫌じゃない方はサイズ探しにおすすめです。かならず見つかるわけではありませんが、24cm以下のの掘り出し物や、いまは作られることのない小さいサイズがあることがあります。また小さいサイズは履く人が少ないため状態のキレイなものが結構見つかります。
古靴の場合海外から買い付けてくるので、シンプルでかっこいいデザインの革靴がたくさんあります。サイズがなくて買えなかった憧れの靴に出会えるかもしれません。
4.ブランドから探すならは日本ブランドかヨーロッパブランド
日本ブランドは日本人の足に合わせた作りで生産しているものが多く、ヨーロッパブランドは横幅が狭い作りが多いため小さい足に合わせやすい靴をを見つけやすいです。ぴったり、またはぴったりではなくともこれなら履ける、というものはここで見つかるでしょう。
ヨーロッパブランドと聞くと高そうと思うかもしれませんが、そんなことは全然ありません。
イメージとしてハイブランドのイメージが有るだけで、探せば安いものはたくさん見つかります。
逆にアメリカブランドはが大きい作りをしているものが多く、小柄・低身長や足の小さい男性には合わない可能性が高いです。小さいサイズないわけではありませんが、見つけるのに苦労するします。
靴を自分の足に合わせるという方法もある
それでも見つからない人や探す時間や手間を掛けるのが難しい方は、履き方を工夫しましょう。
市販のインソールを使う【スニーカー・革靴】
実践されている方も多いと思います。これはとても有効な方法です。
時間も手間も少なくインソールも安いので手軽にできます
靴の色と同じ色のインソールを選ぶと脱いだときも目立ちません。
私はブーツ用のインソールを使います。
厚みとクッション性もあり、足にフィット売る形になっているので足が痛くならずに調整出来ます。
靴下を重ねて履く【スニーカー・革靴】
一番手軽な方法です。これを実践している人も多いのではと思います。
靴下を2枚程度重ねて穿いて足を靴に合わせることで靴がぴったりに履けます。
私もこの方法は結構使います。
靴によって薄手2枚にしたり、厚手と薄手の2枚にしたりと調整して靴を履いたりします。
なお夏は実践しにくいこと、足の指が動きにくいこと、靴下によって締め付けられることといった弱点もあります。
靴のお直し屋でインソールを入れる【革靴】
市販のインソールを入れる方法と違い、もともとついているインソールの下に入れるため、見た目が何も変わりません。プロの方が履き心地を調整してくれるのでぴったり履くことができます。
お店にもよるかもしれませんが細かく調整してくれるので、私服はもちろんお仕事で使われる革靴にも行ってもいいです。
履き心地が合わなくなってきたらまた調整してくれますのでとても便利です。
私の革靴は全てこれを行っています。
革靴はサイズが合わないと足が痛くなるので、調整したほうがいいと思います。
営業や立ち仕事でもし革靴を履くのでしたら一度試すことをオススメします。
コーディネートにおける靴選びのポイント
コーディネートから見た靴選びのポイント、低身長・小柄男性が靴選びでのポイントは足元が目立たないこと。足元が目立つと視線が足元にもいきます。
頭と足元、体の上下両端がはっきりわかってしまうことになり、身長(体の大きさ)がはっきり認識されてしまいます。
これを避けるポイントをご紹介。
色はパンツと同じ色を選ぶ
パンツと同じ色の靴を選びましょう。足元を目立たいことは身長を低く見せないため重要なポイントです。
身長を高く見せる・低く見せない、コーディネートを作りやすい、大人っぽいコーディネート、これらのメリットを取り入れつことができます。
おすすめは黒、茶色、白。白に関しては、黒パンツやネイビーのパンツと合わせると足が目立つので気をつけましょう。
見た目の大きさ
これも足元を目立たせないためのポイントです。
見た目が大きくないものを選びましょう。
靴が大きいと途端にバランスが悪くなりかっこ悪くなります。
かっこいい靴、ハイブランドの靴、履き心地のいい靴であろうとも身長に対して見た目の大きい靴は似合いません。身長も低く見えます
大きく見える靴の例を上げると、ごつい靴、ブーツ。あとは修理したりなどして履いているサイズの大きい靴です。
例えるとスーパーマリオみたいになってしまいます。
デザインはシンプル
形にこれといった特徴がなく、また柄や色使いが少ないものを選びましょう。特徴のある靴は良くも悪くも目立ちます。
変わった靴底(ソール)、迷彩柄や大きいロゴ、ロゴだけ目立つ色をなどのアイテムは、身長を高く見えるという点で避けたいアイテムです。
またシンプルなものは大人っぽく合わせやすくコーディネートしやすい点もおすすめポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私はすべてのポイントを実践しています。
というよりもこれは私自身の経験から得たノウハウです。
アパレル販売員経験で得たもの、靴好きの方に教えてもらったこと、いくつもの靴屋の店員から聞いたこと、自身の失敗経験から学んだものから出した一つの結論です。
足の小さい男性にとって小さいサイズの靴探しは根気のいるものです。
これを読んでいる方は、それでも諦めず地道に探し続けて来た方だと思います。
この記事があなたの参考になり、素敵な靴と出会えましたら幸いです!