これから寒くなる季節、秋と冬はファッションが楽しい季節です!
重ね着・アウター・小物(マフラーや手袋)などいろんなアイテムを身につけられる季節で、特にアウターは冬のメンズファッションの醍醐味といっても過言ではありません。
気に入って買ったアウターを着るのはテンション上がりますよね!
そうやってファッションを知っていったり興味を持ったりすると色んなファッション用語に出会いますよね。
レトロピクスでも商品名やその他でもこういった用語を使って紹介していたり、商品名として表記されているものがあります。
でも、ファッション用語って聞いたことのある単語ではないことが多くわからないものって
多くないですか?
そこで今回は、レトロピクスで使っているファッション用語を解説したいと思います!
目次
レトロピクスファッション用語(随時更新!)
あ行
■オックスフォードシャツ
オックスフォードシャツとは、オックスフォードクロスというタテとヨコの綿の糸をそれぞれ2本ずつ組み合わせて平織で作られた生地で作られたシャツのことを呼びます。
厚みがありながらも柔らかさがあり丈夫、そして通気性が良いのが特徴です。
また生地の表面がツブツブしています。
このツブツブは離れてもわかるので、オックスフォードシャツを見分けるポイントはこのツブツブがあるかどうかです。
■オープンカラー
オープンカラーとは、開きえり、開襟のことです。オープン(開き)カラー(えり)。
アロハシャツによく使われています。
ビジネスシャツのような首をしめる一番上のボタンがなく、テーラードジャケットのように襟が寝ているのが特徴です。
襟元が露出し涼しいため、暖かい地域やリゾート地で愛用されているデザイナです。
2019年オープンカラーシャツがすごく流行ってます。
か行
■グレンチェック
グレンチェックとは、千鳥格子柄とヘアライン(髪の毛のように細い線)の格子柄を組み合わせた柄のことをさします。英国の伝統的な柄のひとつ。
数ある柄の中で大人っぽく使いやすい柄と言われていて、そのほとんどはグレー色だが色に決まりはありません。
名前のグレンチェックのグレンは色のグレーと関係はないです!
身につけると知的な印象になりますよ。
■クレリックシャツ
クレリックシャツとは、身頃(体の部分)が色の無地や柄で、袖と衿は白い生地になっているシャツのことです。
ドレスシャツの中でもドレッシーなものとされている。
襟と袖の白無地は清潔感があり、身頃の色違いのデザインがオシャレでエレガントな印象を与えます。
ちなみにくっリックシャツは和製英語です。
海外の方には通じません!
英語での正式名称は「カラーセパレーテッドシャツ」「カラーディファレントシャツ」「ホワイトカラーシャツ」になります。
■コーチジャケット
コーチジャケットとはナイロン製のジャケットのことです。
しかし今はナイロン以外で作られたコーチジャケットもあります。
特徴としては、袖口がゴムでしぼられていることが多く、裾にもひも(ドローコード)でしぼれるようになっています。またスポーティーなデザインになっています。
もともとナイロン素材のジャケットののことを指していただけあって、実は明確な「こうゆうデザイン」というものがなく、そういった意味で曖昧なアイテムかもしれません。
さ行
■ステンカラーコート
襟を開けても閉じても着られる襟のことをステンカラーと言い、この襟でデザインされたシンプルなコートがステンカラーコートです。
特徴は後ろ襟が高く、前が低く折り返す作りと比翼仕立て(ボタンが隠れる)でボタンが隠れているデザインです。
メンズアウターの定番と言われていて、シンプルで使いやすいのが魅力。
反面シンプルがゆえに、合わせ方によってはサラリーマンの様な印象になってしまう点です。
アウターに迷ったらこれを買っておけば間違いないです。
■ジーンズ
ジーンズとは、デニム生地(厚手の綿の綾織物:あやおりもの)を使ったパンツ(ズボン)のことを指します。
ジーンズのことをデニムとも呼びますがデニムは「生地素材」のことです。
しかし今ではデニム生地を使った製品のことを「デニム」と呼ぶようになったため、デニム素材で出来た「ジーンズ」もデニムと呼ばれています。
また「ジーパン」という呼び方もありますが、これはジーンズパンツが略されたもので同じものです。
なのでどれも間違いではなく、同じモノを指しています。
デニムと呼んだほうがオシャレだからデニムと言われるようになっただけなのです。
た行
■タートルネック
タートルネックとは首に沿って筒状に伸びた襟のことです。別名とっくり。
その中でも二重に折り返したり、クシュっとさせる長さのあるものをタートルネックと呼びます。
似たようなデザインにハイネックがあります。
こちらも同じ首に沿って筒状に伸びた襟ですが、二十二折り返さず着るデザインのことを指します。
■千鳥格子
千鳥格子(ちどりごうし)とは柄の1種で、鶴がたくさん並ぶ様に連続して見えるので千鳥格子と呼ばれる。
またハウンドトゥースとも呼ばれ、犬の歯の様な柄が連続している様子からこう呼ばれています。
主にモノトーン(白・グレー・黒)で見ることの多い柄で、スタイリッシュで英国の印象になります。
オシャレだが主張が強いので、着こなしに慣れていない方は難しい柄かもしれません。
■テーパードパンツ
テーパードパンツとは、裾に向かって細くなっているパンツのことです。
テーパードとは形の名称で「先が次第に細くなっている」という意味です。
足がすらっとスタイルよく見えるのが特徴です。
テーパードパンツとよく比較されるのが「スキニーパンツ」。
こちらは太ももから足首にかけて体のラインにぴったりとフィットした、足にぴったりとくっつくほど細いパンツのことを指します。
なのでテーパードパンツの方がゆとりがあり、余裕を持って穿けます。
■テーラードジャケット
テーラードジャケットとは、スーツの上着部分だけのようなデザインのジャケットのことです。
定義が広く曖昧なところがありますが特徴を挙げると
・スーツのジャケットの同じ様なかっちりしたデザイン
・カジュアルシーンに使うジャケット
といったところでしょうか。
メンズファッションのオシャレアイテムとして定番であり、人気の高いアイテムです。
上品・清潔感・大人な印象が魅力で、いまやキレイめコーデに欠かせないものになりました。
■ドレスシャツ
日本でいう「ワイシャツ」のことで、英語で「ドレスシャツ」といいます。
フォーマルなシーンで着用するシャツを総称してドレスシャツと呼びます。
な行
■ノーカラー
ノーカラーとは、襟がないデザインのことです。ノー(ない)カラー(えり)。
または衿がないデザインのアイテムのこと全てを指し、主にジャケットやシャツなどに使われています。
首元を開きすぎたコーデをすると女性ぽい印象になるので、襟のあるものや首があまり開いていないものを合わせましょう。
は行
■ハイネック
ハイネックとは首に沿って筒状に伸びた襟のことです。
その中でも襟を折り返さず着るものをハイネックと呼びます。
似たようなデザインにタートルネックがあります。
こちらも同じ首に沿って筒状に伸びた襟ですが、二重に折り返して着るデザインのことを指します。
■バンドカラー
バンドカラーとはスタンドカラー(立ち襟)の一種で、バンド(帯)状の襟のシャツのこと。
このさりげなくある襟が特徴です。
シャツのかっちり感と襟がないことによるリラックスした印象の絶妙な雰囲気が魅力です。
■ブルゾン
身頃を膨らませ裾はしぼったデザインです。
ジャンパーの1種で、よりデザイン的でオシャレなモノをブルゾンと呼んでいます。
もともとブルゾンは「フランス語」で「ジャンパー」という意味でしたが、今ではファッション性の高い「ブルゾン」とそうでない「ジャンパー」は区別されています。
■ヘリンボーン
ヘリンボーンとは柄の1種で、魚のニシンの骨のように見えることから名前が付いた柄を指しています。ヘリン(ニシン)ボーン(骨)。
斜めの織模様が交互の向きでストライプのように並んでいるのが特徴です。
グレーに使われていることが多く、上品で落ち着いた大人の印象、英国の雰囲気を感じる柄です。
使い勝手がよく合わせやすく、フォーマルな印象と相性良。
ま行
や行
ら行
わ行
A~M
■MA-1
MA-1とは、ナイロンで作られたショート丈のジャケットです。
アメリカ空軍の戦闘機パイロットがコックピットで着用する際に開発されたナイロンジャケットがMA-1で、それをカジュアルウェアとしてデザインされたものです。
いまではナイロン素材以外の様々な素材のモノがあります。
丈が短く身頃がゆったりとしていて、袖と裾がしぼられているのが特徴。
ワイルドで男らしい印象になるアイテムで、メンズらしい雰囲気を作れます。