身に着ける服の数が減る夏は、「軽装になるから子供っぽく見えてしまう」「身長が低いからTシャツ1枚は決まらない」とお悩みの男性は少なくないはず。
この記事では、低身長男性の夏ファッションをオシャレにするポイントを、意識するべきファッション要素から具体的なコツを紹介します。
低身長のメンズの夏ファッションに欠かせないもの
一番大事なものとは大人感です。
大人感とは、落ち着いた印象や上品さなどから生まれる大人っぽさのことです。
低身長のメンズファッションに大事な要素と他の記事でも言っていますが、夏においてはこの大人感が全てです。
その理由は、夏は着る服の数が少ないからです。
夏は服でごまかしがきかないため、低身長から来る子供っぽさが強く表に出ます。
その子供っぽさを解決するのが、大人感です。
身に着けるアイテムが少ないなかで大人感を取り入れる、大人っぽさのあるコーデを作る事が低身長男性の夏のオシャレの重要ポイントとなります。
NGな要素
逆に夏のファッションに子供っぽさ・子供っぽく見えるアイテムはNGです。
低身長な男性は、そうでない男性と比べると、どうしても子供っぽく見えます。
他の季節は重ね着やドレスアイテムを取り入れて大人なコーデを作ることで、パーカーや原色のアイテムなど子供っぽく見えやすいアイテムも着こなすことができます。
しかし夏は重ね着ができませんし、半袖の夏服はカジュアルな印象になるためアイテム選びが大事になります。
キャラクターや英語などがプリントされたTシャツ、タンクトップなど子供っぽく見えるアイテムは避けましょう。
子供っぽいアイテムを一つでもコーデに入れてしまうと、夏のコーデは幼くなってしまいます。
低身長のメンズのオシャレな夏ファッションのコツ
夏ファッションをオシャレに着こなすポイントは3つあります。
この3つを組み合わせることで、低身長のメンズに似合う夏のオシャレを作れます。
ポイントは「上半身にボリュームを作る・下半身を目立たせない」ことで視線を上にあげることです。
トップスはジャストから少しだけ余裕のあるサイズを着る
低身長のファッションでは必ずジャストサイズをおすすめしていますが、夏は少し余裕のあるサイズもOK。おすすめです。
ジャストサイズの服を着るより体のラインが薄くなり、また上半身のシルエットが少しだけ大きくなることで視線を上に集められ、低身長の印象を抑えることができます。
低身長男子が着てもOKな余裕のあるサイズの目安は
「1. 肩は少し落ちている程度まで。 2. 丈はお尻のポケットが隠れる長さまで。※長くないほど良い。 3. 袖丈は肘が隠れない長さまで。 4. 袖幅は隙間が通した腕を同じくらいまで。」
さらに、薄着によってわかりやすくなる体型をカバーをカバーしたい人にもおすすめです。
詳しくは体型別の項目をご覧ください。
ボトムスはテーパード(すそに向けて細い)・細めを着用
テーパード・細めのパンツを選びましょう。
低身長男性のマストアイテムで、これは夏も変わりません。
薄着の夏は上半身にボリュームが少ないので、太めのパンツをはくと下半身にボリュームが出てしまい、視線が下に集中し、身長が低く見えてしまいます。
少し余裕のあるトップスと合わせると、シルエットに上下のメリハリが生まれあか抜けた印象に仕上がります。
オシャレとしてハーフパンツを穿く場合も同じです。
すそ丈はジャスト・すそ幅細めのパンツを穿いて足元をスッキリさせる
すそ丈は靴の上にたまらない長さにし、すそ幅細めのパンツを穿きましょう。
身長が低いことで悩みやすい足の長さ、スタイル、低身長をカバーできます。
足元をスッキリさせ目立たなくすることで視線を上に誘導し、低身長の印象をなくします。
低身長メンズの夏のNGアイテム
丈が長く太ももが少しでも隠れるトップス
太ももまで隠れる長さの丈はやめましょう。
身長と足が短く見えてしまいます。
他の季節は重ね着でオシャレに着る事ができますが、夏はできません。
ただ胴長短足・低身長になってしまうだけになります。
ピッタリ・オーバーサイズのトップス
ピチッとするピッタリサイズ、オーバーサイズの服は低身長を助長してしまうので避けましょう。
ピチッとしたサイズは体のラインがはっきりと出るため、身長と体型がダイレクトに相手に伝わっていまいます。
オーバーサイズは身長が高いと似合いますが、低身長ですとダボっとした印象から子供っぽさが出てしまいます。
サイズオーバーサイズでなくちょっと余裕あるサイズを選びましょう。
すそが長く余っているパンツ
丈が靴の上にたまる長さのパンツはやめましょう。
サイズが合っていないパンツを穿いている子供に見えてしまいます。
夏のファッションは情報量が少なくシンプルになるため、靴まわりの足元がコーディネートに与える印象が大きくなります。
丈が余っていれば野暮ったくなり、子供っぽい印象を与え、さらに身長が低く見えてしまいます。
またすそ幅が広いのも野暮ったくなり、子供っぽく見えます。また足が細い人はより細さが強調されてしまい、足が太い人は下半身が大きくみえ身長が低く見えてしまいます。
丈はちゃんと合わせて切っておきましょう。
ひざより短い丈のハーフパンツ
膝より短いハーフパンツは避けましょう。身長関係なく上級者アイテムです。
理由はとても子供っぽくなるからです。
小学生のイメージが強く、大人コーデに着こなすのが難しいです。
それでもオシャレとして低身長の男性が大人っぽく穿くなら、ドレスコーデ一択です。
海外のオシャレメンズのコーデが参考になります。
セットアップから入るのがおすすめ。
体型別ファッションのコツ
夏は薄着の季節のため、一番体型が見えてしまう季節です。
それぞれの体型をカバーするコツを紹介します。
細身さんは袖丈長めのクルーネックで華奢に見せない
二の腕と鎖骨を隠すと華奢さを感じないシュッとした細身の印象になります。
細身の方は、鎖骨が見えると骨張った印象、二の腕が見えすぎると細い印象を相手に与えてしまい、男らしさも薄れてしまいます。
袖丈が長めのクルーネックは自然にカバーする事ができるアイテムとしておすすめです。
細身を活かしシャープなコーデをしたい方は、ジャストサイズの明るい色のトップス。
ジャストサイズの膨張色で体のラインをぼやかす事で細く感じさせずにスタイルよく見せられます。
細身を隠し落ち着いたコーデをしたい方は、少し余裕のあるサイズの暗めの色のトップスがおすすめです。
少し余裕のあるサイズの収縮色は体のラインを隠しながらもサイズオーバーに見えないゆったり感を与えます。
体型を隠すために大きいサイズを着るのは返ってお腹周りのまりが目立ち細身体型を強調してしまうので、避けましょう。
ぽっちゃりさんは麻素材のシャツでシルエットを綺麗に
服のラインがシルエットになると、ぽっちゃりさを感じさせない印象になります。
ぽっちゃりの方は、薄着の夏は体のラインが出やすくピッタリサイズは体のラインが強調され、ゆったりサイズではより大きく見えてしまうため、アイテム選びが重要です。
おすすめなのが、麻素材のシャツ。麻素材のシャツは生地にハリがあるので、シャツのラインがシルエットになり体型のラインを薄くしてくれます。
体型を隠したい方もそうでない方も、ジャストサイズでボタンを閉めて着るのがおすすめ。
ボタンを閉じる事でドレス寄りの印象になり、またシルエットが固定されるラインが綺麗に見えます。
柔らかい素材、薄い生地、コットン素材は体のラインが出やすいアイテムで、汗をかくとよりわかりやすくなってしまうので控えましょう。
夏は革靴で簡単にオシャレにできる
大人感を取り入れる一番簡単な方法としておすすめなのが、革靴を履くことです。
夏ファッションは基本的にカジュアルな印象になるので、革靴がドレス要素として絶妙にはまります。
いわゆる「はずし」というやつです。
ローファーでも紐靴でもOKです。
涼しくはありませんが子供っぽさが防げるので、一度挑戦してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
夏はトップス1枚で楽な反面、身に着けるアイテムが少なくカジュアル度が強くなりがちのため子供っぽくなりやすい季節です。
夏のオシャレはアイテム、サイズ、トップスとパンツのバランスで決まります。
逆に言ってしまうと、重ね着を考えなくて良い分ここを押さえてしまえばもう夏の低身長オシャレメンズです!
これらのポイントを押さえて夏を楽しみましょう!