低身長メンズに似合わない服とは?その理由とNGコーデの特徴を解説

チェック柄のシャツとジーンズを着用し、街中を歩く男性の写真と、ブログ記事のタイトル文字

小柄な男性が避けるべきコーディネートには、いくつかの鉄則があります。

「プリントTシャツは避ける」
「短パンは似合わない」
「丈が長いコートはNG」

このようなアドバイスを聞いたことがある人も多いでしょう。
しかし、「なぜNGなのか」といった理由まで説明されることはあまりありません。
実は、低身長メンズが失敗しやすいコーディネートには、共通する法則があります。

この記事では、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「RetroPics.(レトロピクス)」が、NGファッションを避けるべき根本的な理由と、低身長メンズがとくに注意したいコーディネートについてわかりやすく解説します。
この記事を参考に、NGファッションを避けつつ、自分に似合う服を見つけてみてください。

なお、低身長メンズのファッションについて基礎から理解したい方は、「低身長メンズおしゃれの教科書」をチェックしてください。

低身長メンズが“似合わない服”を避けるべき3つの理由

低身長メンズにとってNGとされるコーディネートには、共通した根本的な理由があります。
その理由を理解できれば、自分をより魅力的に見せるコーディネートがわかるようになるでしょう。

ここでは、低身長メンズが避けるべきファッションについて、NGとされる根本的な3つの理由を解説します。

1.身長が低く見える

ジャストサイズのロングコートを着た男性と、体に対して丈が長過ぎるロングコートを着た男性を比較する画像

おしゃれに着こなしたつもりでも、身長の低さが強調されたり、小柄な体型が目立ってしまったりすることがあります。
たとえば、下半身に重心がある着こなしや、足元が目立つコーディネートは、身長の低さが意識されやすくなります。

一般的なファッションではOKなコーディネートでも、低身長メンズが着ると身長の低さが際立ってしまうことも。
そうなると、せっかくの着こなしもおしゃれに見えなくなってしまいます。

もちろん、おしゃれを自由に楽しみたいのであれば、どんなコーディネートに挑戦してもかまいません。
しかし、「まわりからどう見えるか」を意識すると、自分の魅力をより引き出せるようになります。

2.スタイルが悪く見える

体にフィットするパンツを履いた男性と、太めのパンツを履いた男性を比較する画像

低身長メンズは全体のバランスが崩れやすく、結果的にスタイルが悪く見えてしまうことがあります。

身長が低い人は、そうではない人と比べて体のパーツの比率が異なります。
また、視線が全体的に下へ集まりやすいという特徴も。
これを理解せずに服を選んでしまうと、バランスの悪さが強調されてしまうのです。

バランスが崩れやすいアイテムには、次のようなものがあります。

  • 太いパンツ
  • 大きめの靴
  • 肩が落ちているトップス

これらのアイテムは重心を下げたり、手足が短く見えたりするため、低身長メンズにとってNGといえます。

おしゃれな組み合わせでも「なんだか似合わない」「カッコ悪く見える」と感じるときは、バランスに問題がある場合がほとんどです。
とくに低身長メンズは、バランスが崩れてスタイルが悪く見えやすいため、アイテム選びに注意しましょう。

3.子どもっぽく見える

身長が低い人は、子どもっぽく見られがちです。
そこにファッションの要素が加わると、幼い印象がさらに強まってしまうことがあります。

子どもっぽい印象があると、「おしゃれ」「洗練された」「落ち着いた」といった雰囲気から離れてしまいます。
さらに幼く見えることで、「身長が低い」という印象まで強くなる点もデメリットです。

とくに次のようなアイテムや着こなしは、幼い印象を強める原因になります。

  • 原色の明るい色を多用したコーディネート
  • 安っぽく見える素材や小物の組み合わせ
  • カジュアル感が強いアイテム

大人らしくスマートな印象を与えたい場合は、これらの要素を避けることが大切です。

低身長メンズがやってはいけないNGコーデ

人気のコーディネートのなかには、低身長メンズが避けるべきものもあります。
一見するとおしゃれなスタイルでも、低身長メンズが取り入れると、自分の魅力がかえって薄れてしまうかもしれません。

ここでは、低身長メンズにとってNGとされるコーディネートについて解説します。

オーバーサイズコーデ|小柄な体型が強調される

体にフィットするシャツを着た男性と、体に大き過ぎるシャツを着た男性を比較する画像

オーバーサイズコーデとは、自分の体にフィットする服より、2ランク程度大きいサイズを着るスタイルをいいます。
もともと女性ファッションから広まったものですが、カジュアル感を出せることから、メンズファッションでも人気があります。

女性ファッションがもとになっているため、小柄な男性でも似合うのではないかと思うかもしれません。
しかし、女性ファッションのオーバーサイズコーデは、「華奢に見せる」「小さくてかわいい女の子を演出する」ことが目的です。
そのため、メンズファッションで同じように取り入れると、低身長な男性をより小柄に見せる可能性があります。

さらに、大きめサイズの服を着ると横に長く見られることも。
横幅が長いと縦の短さがより目立ってしまい、結果として身長の低さを強調することになります。

とはいえ、そもそも自分の体に合うサイズがわからない人もいるでしょう。
そんな方は、こちらの記事で紹介している「サイズ確認のチェックポイント」を参考にしてください。

ストリート系コーデ|「腰パン」で脚が短く見える

ストリート系コーデとは、ゆったりとしたシルエットの服を中心とした、ラフでカジュアルな着こなしです。
ラッパーやヒップホップ系のスタイルをイメージするとわかりやすいでしょう。

低身長メンズにとってストリート系コーデが危険な理由は、「腰パン」が前提になっている点にあります。
腰パンとは、パンツをウエストより低い位置ではく着こなしのこと。
腰パンスタイルは視線が腰の位置に集まりやすいことから、脚が短く、身長が低く見えてしまいます。

さらにゆったりとした服は、オーバーサイズコーデと同じように小柄な体型を強調するため、低身長メンズにはあまりおすすめできません。

ロング丈コーデ|身長を低く見せる「丈感」に注意

赤色のセーターの上にグレーのロングコートを着た男性

ロング丈コーデは、服のすそが地面に近くなることで、身長の低さが目立ちやすくなる着こなしです。

また、トレンチコートなどは、まわりの人も同じくらいの丈のものを着ていることがよくあります。
ほかの人と並ぶと「コートの長さは同じなのに、着ている人の身長が違う」と感じられ、相対的に小柄さが目立ってしまうことも少なくありません。

ただし、「低身長メンズのコート・アウターの選び方」の記事で紹介しているように、丈感に気をつければ、低身長メンズでもロング丈アイテムを着こなせます。
身長の低さが目立ちにくい着丈の目安は、お尻を隠す程度、長くても膝丈までとされています。

反対に言えば、膝丈より長いアイテムは低身長メンズには似合いにくいため、丈感をよく確認しましょう。

ワイドパンツコーデ|バランスが崩れてスタイルが悪くなる

ワイドパンツをはくと、上半身が細く、下半身にボリュームのあるシルエットになります。
これは「Aライン」と呼ばれる、ファッションにおいて代表的なシルエットのひとつです。
しかし、低身長メンズにとっては全体のバランスが崩れやすく、着こなすのが難しいスタイルといえます。

とくに、下半身にボリュームがあると脚が短く感じられ、結果的にスタイルが悪く見えてしまうことがあります。
このように、低身長メンズとワイドパンツコーデの相性はあまりよくないため、避けた方が無難です。

低身長メンズに似合うパンツの選び方や着こなしについては、こちらの記事をチェックしてください。

7分丈パンツコーデ|フィット感やシルエットを意識して

足元をスッキリさせることで、爽やかさを演出できるのが7分丈パンツコーデです。
ただし、着こなし方を誤ると、脚が短く見えたり、子どもっぽい印象になったりすることがあります。

低身長メンズが注意したいのは、7分丈パンツの太さです。
太めのパンツを7分丈で着ると、ボリュームが出すぎて小柄さが強調されてしまいます。

一方で、ほどよく体にフィットする7分丈パンツは、「背を高く見せるコーデの解説記事」でも紹介しているように、スタイルアップ効果が期待できます。
7分丈パンツを選ぶ際はフィット感やシルエットを意識して、軽やかに着こなしましょう。

重ため靴コーデ|重心ダウンでより低身長な印象に

茶色のシャツとカーキ色のカーゴパンツを着用し、ボリュームのあるスニーカーを履いた男性

身長を少しでも高く見せたい気持ちから、大きめのスニーカーやトレッキングシューズをはくことがあるかもしれません。
また、シークレットシューズやヒールが高めの靴には、重たい印象のデザインも多くあります。

このようなボリュームのある靴をはくと、足元に視線が集中し、コーデの重心が下がって身長の低さが強調されることがあります。
低身長をカバーしたい場合は、足元を重く見せない靴を選ぶ方が効果的です。

低身長メンズの“似合わない服”の悩みは「レトロピクス」で解決

ここまで、低身長メンズに似合わないとされるコーディネートを紹介しました。
これらの共通点は、身長の低さが強調されたり、スタイルが悪く見えたりする着こなしであることです。

言い換えると、低身長メンズに似合うファッションは、この逆の要素を取り入れたものといえます。
つまり、「ジャストサイズ」「キレイめシルエット」の服を選べば、低身長メンズでもカッコよく着こなせるでしょう。

低身長メンズに似合う服を探すなら、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「RetroPics.(レトロピクス)」がおすすめです。
レトロピクスでは、身長160cmを基準としたサイズ設計で、低身長メンズの体型にぴったりフィットする商品を展開しています。
シルエットはもちろん、ディテールまで丁寧に仕上げており、まるでオーダーメイドのような着心地を実感していただけます。

また、取り扱っているのは、年齢や流行に左右されないシンプルでベーシックなアイテムが中心です。
ファッション初心者の方でも取り入れやすく、着るだけで大人の落ち着いた雰囲気を演出できます。

小柄でも似合う服を着ておしゃれを楽しみたい人はぜひ、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「レトロピクス」のオンラインショップをチェックしてください。

レトロピクスのバナー画像

「なぜ」を理解して、自分らしいおしゃれを見つけよう

低身長メンズにとってNGとされるファッションには、身長が低く見えたり、バランスが崩れてしまったりといった明確な理由があります。
その理由がわかると、自分の魅力を引き立てる服の選び方も自然と見えてくるでしょう。

体型の特徴を理解し、「なぜ」を知ったうえで選べば、低身長でもおしゃれの幅は広がります。
自分に似合う服を見つけて、自分らしいコーディネートを楽しんでください。

この記事を書いた人

小さいサイズ専門メンズブランドRetroPics. 運営

小さいサイズ専門メンズブランドRetroPics. 運営

Retropics.(レトロピクス)は、「小柄男性にファッションの喜びを」を理念に、小さいサイズ(XXS・XS・XSサイズ)のメンズ服を専門に取り扱うメンズファッションブランドです。
小柄男性をカッコよく見せるために、服の「丈」や「幅」、「素材」そして細部の作りまで徹底してこだわった小さいサイズ(XXS・XS・XSサイズ)のオリジナルメンズ服を、多数取り揃えています。
また、小さいサイズのメンズ服の企画・生産・販売だけではなく、小柄男性向けのファッションセミナーや、コーディネート紹介なども積極的に行い、小柄男性の「見た目」「外見」をファッションを通じてサポートしています。
テレビ番組や雑誌、新聞等、各種メディア掲載や芸能人への衣装提供も行っており、2020年にはカラーミーショップ大賞にて全国4万店舗のブランドの中から、『ベストセレクト賞』に選ばれました。