Retropics.や他メディアとさまざまなところで、身長が低い人がしてはいけないコーディネートというものがいくつも紹介されています。
「丈が長いコートはNG」
「短パンは似合わない」
「プリントTシャツは避けましょう」
などいろいろと聞いたことがあるのではないでしょうか?
もしくはこう聞いたことはありませんか?
「低身長さんはショート丈のアウターがおすすめ!」
「黒の細身パンツは脚長効果がある!」
「小柄男性はきれいめファッションが似合う!」
などです。
実際Retropics.でも紹介、おすすめしています。
ひとつひとつ小柄男性に似合うまたは似合いにくいファッションを、そしてその理由や説明がされています。
ですが、本当はファッションにNGは存在しません!
好きな格好をしていいんです!
ではなぜNGと言われるのでしょうか?
それはNGとしているものには共通して根本的な理由があり、今回はその大事な部分を解説していきます。
これを理解すると、ファッションの「なぜ?」が見えてくるようになります!
目次
NGファッションはなぜNGなのか?
なぜNGと言われているのか?
それには、身長が低い男性はそうじゃない男性に比べて陥りやすい現象があるからです。
身長が低く見えてしまう
NGと言われる大きな理由の一つが身長が低く見えてしまうためです。
身長低さを強調してしまう、低い身長が目立ってしまう、実際の身長より低く見えてしまう、といったことに陥ってしまうためです。
それが例えコーディネートはおしゃれだとしても身長が低く見えてしまいます。さらに場合によっては、低い身長が目立ってしまいコーディネートもおしゃれにも見えにくくということも起こります。
「ファッションとしては」OK
「身長が低く見えてしまうから」NG
というわけです。
その身長が低く見える点の話が「パンツの裾がたまっている」であるとか「明るい色の目立つ靴」、「オーバーサイズ(サイズが大きい)」といった内容というわけです。
なので、身長が低く見えたとしてもおしゃれを優先するのであれば実はしても問題ないと思っても大丈夫です。
身長が低く見えるという話です。
この身長というのはファッションで高く見せることができます!
それを解説したブログがあるので合わせてご覧ください。
スタイルが悪く見えてしまう
大きな理由2つ目がスタイルが悪く見えてしまうことです。
上記と似ていますが、また少し違います。
身長が低い人はそうじゃない人と比べて体のパーツの長さが違いまた全体的に目線が下にいきやすく、スタイルが悪く見えてしまうことが起きるためです。
それを具体的な話にすると、「パンツが太い」であるとか「靴がでかい」、「トップスの肩が落ちている」といった内容というわけです。
結果、手足が短く見える、バランスが悪く見える、といったことになるのでNGというわけです。
スタイルが悪く見えてしまうコーディネートは「組み合わせはおしゃれだけどなんか似合わない」「かっこ悪くみえる」となる場合がほとんどなので、例え組み合わせがおしゃれだとしてもスタイルが悪く見えるNGコーディネートは避けたほうがいいです。
これは身長関係なく言えることでもありますが、身長が低い男性はそうじゃない男性よりもそう見られやすいので気をつけましょう。
子供っぽく見えてしまう
小柄男性ならきっと一度は経験したことがあると思います。
日本人は童顔なのでもともと子供っぽく見られる顔のですが、身長が低いとより子供っぽい印象が強くなります。
その子供っぽい印象は、「おしゃれ」「垢抜けた」「落ち着いた」に見えることはなく、むしろ遠ざかります。
また「子供っぽい」=「身長が低い」と人は勝手に変換してしまい、身長が低い印象まで付いてくる可能性が極めて高いです。
その子供っぽく見えるNGな話が「原色の明るい色をただ着る」であるとか「安っぽく見える服や小物を組み合わせる」、「カジュアル度の高いアイテムやファッション」ということになってくるわけです。
そしてさらに、これは人からなめられやすい特徴でもあります。
これもできるだけ避けるようにしましょう。
低身長におすすめのファッションはこの逆であるといこと!
小柄男性にオススメのファッションというのは、上記の逆だからオススメと言われるわけです。
つまり
・身長が高く見える
・スタイルがよく見える
・大人っぽく見える
からおすすめというわけですね。
冒頭にも合った
「低身長さんはショート丈のアウターがおすすめ!」
「黒の細身パンツは脚長効果がある!」
「小柄男性はきれいめファッションが似合う!」
というのはこれら全て、身長が高く見える、スタイルがよく見える、大人っぽく見えるから小柄男性の似合うファッションとして紹介されているんです。
ですが、ファッションに正解はないということも知っておいてほしい
これまでNGやおすすめについて、そして理由を紹介しましたがファッションに正解はありません。
NGだからしてはいけないということではないですし、
おすすめだからこれしかしてはいけないということでもありません。
大事なのはなんのためにするのか、どう見られるかまたは見せたいかです。
・一緒にいる相手のためにするのか
・自分がしたいファッションだからするのか
・モテたいからするのか
・人にどう見られてもいいから楽な格好をしたいのか
・好感の持てる印象になりたいのか
自分だけならNGをいくらしたって構わないですし、相手のためや清潔感のある服装を心がけるならおすすめを取り入れた方がいいですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまでなんとなく知っていたテクニックやファッションの「なぜ?」を知ると、コーディネートの見え方が変わってくると思います!
「ここではNGと言ってるけど、自分は気にしなくていいポイントだ」というように情報に一方的に惑わされず、自分に合ったファッションを見つけてみてください。
「なぜだめなのか」がわかれば「じゃあどうすれば着られるのか」が分かってきます!
この記事があなたの参考になり、ファッションをもっと楽しんでいただければ幸いです。