身長だけでなく、ぽっちゃりとした体型にもお悩みではありませんか?
「若いころは痩せていたのに、歳を重ねるにつれて太ってきた」という人も、決して少なくありません。
実は、体型のお悩みはファッションで解決できます。
ぽっちゃり体型が目立ちにくくなれば、見た目にカッコよくなるだけでなく、気持ちにも自信や余裕が持てるようになるはずです。
この記事では、低身長ぽっちゃりメンズに向けて、ファッションで体型をカバーするコツを解説します。
スタイルよく見える着こなしを知りたい方は、ぜひチェックしてください。
また、低身長メンズのおしゃれについて基礎から知りたい方は、「低身長メンズおしゃれの教科書」も読んでみてくださいね。
ぽっちゃりさんが持たれやすい印象
身長が低い男性が幼い印象を持たれやすいように、ぽっちゃり体型の男性も特有のイメージを持たれてしまうことがあります。
ファッションでこのイメージを和らげることが、ぽっちゃり体型のカバーにつながります。
まずは、ぽっちゃり体型の人が持たれやすいイメージを知るところから始めましょう。
なお、足が短くてお悩みの方は「低身長で短足なメンズのお悩みを解決する記事」も参考にしてください。
だらしない印象を持たれやすい
体型は、食事や運動である程度コントロールできると考えられています。
そのため、ぽっちゃり体型の人は、食欲に負けて食べてしまう、運動をしない、つまり「自己管理ができない」と判断されてしまうことがあります。
もちろん、実際には体質や生活環境など、さまざまな要因が体型に影響するものです。
しかし、他人からだらしなく見えてしまう点は、ファッションを考えるうえで押さえるべきポイントです。
暑苦しく感じられてしまうことがある
ぽっちゃり体型の人は、そうでない人に比べて汗をかきやすい傾向があります。
背中に汗じみができていたり、額から汗が流れ落ちていたりすると、まわりの人に「暑そう」と思われてしまうでしょう。
とくに女性は、清潔感があり爽やかな男性に好感を持つ人が多いため、汗をかいている姿はマイナスに受け取られることが少なくありません。
もちろん、汗をかくのは生理現象で悪いわけではありませんが、暑苦しく見えてしまう可能性がある点は理解しておきましょう。
努力できないと思われてしまうことがある
ぽっちゃり体型のまま変わらない人は、「痩せるための努力ができない」と判断されてしまうことがあります。
ダイエットは簡単なことではなく、継続するには強い意志が必要です。
だからこそ、ぽっちゃりさんは「意志が弱い」「向上心がない」と誤解されるケースがあります。
目標に向かって前向きに取り組める男性は、多くの女性が魅力的に感じるものです。
男性同士でも、意志が強く努力できる人は頼りにされる傾向があります。
そのため、ぽっちゃりさんはこのような評価において不利になりやすいといえます。
自信がなさそうに見えてしまうことがある
体型にコンプレックスがあると、誰しも嫌な思いをするものです。
そうした経験が積み重なると、自信を持つことが難しくなります。
その結果、「太っているからうまくいかない」と物事をマイナスの方向に考えやすくなります。
体型を気にするのは自然な感情であるうえ、気持ちが落ち込むのは決して悪いことではありません。
しかし、まわりの人から「悲観的」「自信がなさそう」と受け取られ、ネガティブな印象につながる場合があります。
低身長ぽっちゃりメンズがファッションで意識したい2つのポイント
低身長ぽっちゃりメンズがおしゃれになるうえで、絶対に押さえるべきポイントは2つあります。
どんなメンズファッションにも共通する基本ではありますが、ぽっちゃりさんはマイナスなイメージを持たれやすいため、ここを意識できるかどうかで印象が大きく変わります。
人の印象は、見た目に影響されるものです。
だからこそ、この2つのポイントをしっかり意識することが、好印象の第一歩になります。
ここでは、低身長ぽっちゃりメンズがファッションで絶対に外せない2つのポイントについて解説します。
清潔感|キレイめ・シンプルで好印象をつくる

ぽっちゃりさんが持たれがちなマイナスイメージを和らげるもののひとつが、「清潔感」です。
清潔感は体型だけでなく、服装、髪型、ひげ、肌、爪、匂いなどから生まれるもの。
「健康的に見えるかどうか」で考えるとイメージしやすいかもしれません。
清潔感があるとマイナスな印象が和らぐだけでなく、ぽっちゃりさん特有の親しみやすい雰囲気がプラスに働き、好感を持たれやすくなります。
ファッションで清潔感を出すためには、次のポイントを意識しましょう。
- キレイめなアイテムを使う
- シンプルな色・デザインを取り入れる
「キレイめ」とは、シンプルで上品な印象を与えるスタイルのこと。
キレイめなアイテムには、襟付きのシャツやジャケット、テーパードパンツ、レザーシューズ(革靴)などがあります。
ビジネスシーンで着用しても違和感がないもの、と考えるとよいでしょう。
また、落ち着いた色やデザインの服を選ぶと、清潔感のある印象にまとまりやすくなります。
色数もあまり増やさず、黒・白、グレーといったモノトーンカラーに1色加える程度に抑えるのが、清潔感のある色選びのコツです。
サイズ感|すっきりシルエットでスタイルアップ

ぽっちゃりさんでも、体にジャストフィットする服を選びましょう。
太めの体型の人によくあるのが、体のラインを隠すために、必要以上に大きいサイズを選んでしまうパターンです。
体よりも大きい服は、かえってぽっちゃり体型を強調してしまいます。
また、着丈が長かったり袖が余ったりすると、だらしない印象まで与えることになるでしょう。
ぽっちゃり体型だと、体のラインが出るのが気になるかもしれません。
しかし、ハリがある生地や厚みのある生地の服を選べば、キレイなシルエットがつくれます。
低身長ぽっちゃりメンズは、生地にも注目してアイテムを選んでみましょう。
低身長ぽっちゃりメンズの体型をカバーするコーデのコツ
ここからは、ぽっちゃり体型をスマートに見せるコーディネートのポイントを紹介します。
できそうなものから、少しずつ取り入れていきましょう。
収縮色を取り入れる|体を引き締めて見せる

低身長ぽっちゃりメンズに取り入れてほしいのが、黒・ネイビー・ダークグレーといった濃い色です。
これらの色は「収縮色」と呼ばれ、ものを引き締めて見せる特徴があります。
次のように、収縮色はカバーしたい部分に合わせて取り入れると効果的です。
- お腹まわりが気になる → 暗い色のトップスを選ぶ
- おしりや太ももが気になる → 暗い色のパンツをはく
- 全体的にスッキリ見せたい → 上下ともに暗い色でまとめる
ちなみに、収縮色のなかで最も体が細く見える色はネイビーといわれています。
「最も暗い色である黒が一番細く見えるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、黒は引き締め効果がある一方で、重い印象になりやすい色でもあります。
その点、ネイビーは視覚的に引き締めながら、黒よりも軽やかに見える特徴があります。
清潔感があり、全体を品よく知的な印象にまとめるのも魅力です。
細見え効果と好印象の両方を狙うなら、ネイビーをおすすめします。
首・手首・足首を見せる|体が細い印象を与える

体のなかでも比較的細い部分である首・手首・足首を見せると、体全体が細く感じられることがあります。
ファッションで背を高く見せる方法を解説した記事でも触れているように、人間の目は見えている部分から全体を把握する性質があります。
そのため、体の細い部分が見えていると、それに引っ張られて全体的に細く見えるのです。
さらに、首・手首・足首を見せることでコーデ全体が軽やかな印象になり、体型カバーにも効果があります。
パンツやシャツのすそを軽くロールアップ(まくり上げ)して、効果的に見せていきましょう。
Iライン・Yラインシルエットをつくる|体型を目立たなくさせる

シルエットとは、服を着たときに外から見える体の輪郭のことです。
体型の見え方を大きく左右するため、体型カバーを狙うならシルエットづくりが重要になります。
低身長ぽっちゃりメンズにおすすめなのは「Iライン」と「Yライン」のシルエットです。
Iラインシルエットが、最も細見えするシルエットとされています。
上半身・下半身ともにジャストサイズの服でまとめ、縦にまっすぐ伸びるラインをつくるスタイルです。
横幅が目立ちにくくなり、スッキリ細見えします。
Yラインシルエットは上半身にボリュームがあり、下半身を細身でまとめる、アルファベットの「Y」のようなスタイルです。
細身のパンツにアウターを組み合わせると、上半身にボリュームのある着こなしになるうえ、お腹まわりがすっぽり隠れます。
また、着丈がやや長めのアウターを選ぶとおしりや太ももまで隠せます。
秋冬など、アウターが使える季節にとくにおすすめのシルエットです。
なお、下半身カバーに役立つと紹介されることが多い「Aライン」シルエットは、身長が低いとスタイルが悪くなりやすいため、避けた方が無難です。
低身長ぽっちゃりメンズのおしゃれを格上げするコーデ術
ここからは、「もっとおしゃれに見せたい」と思う低身長ぽっちゃりメンズに向けて、印象をぐっと引き上げるコーデ術を紹介します。
キレイめコーデにまとめる|爽やかさを演出

キレイめな印象にまとめたコーディネートは清潔感や爽やかさがあり、女性から好印象を得やすい着こなしでもあります。
「だらしない」「暑苦しい」といったネガティブなイメージを自然に和らげるため、ほかのぽっちゃりさんとの差もつけやすくなるでしょう。
おしゃれ初心者でも取り入れやすい、キレイめなコーディネートを具体的に紹介します。
- ジャケット+細身のパンツ
- 白やライトブルーの襟付きシャツ+テーパードパンツ
- 無地のハイゲージニット+スラックス
上記のなかでもジャケットとパンツの組み合わせは、ジャケパンスタイルを紹介している記事でも解説しているように、低身長メンズにおすすめのコーディネートです。
どんなスタイルにも合わせやすいので、ぜひ取り入れてみてください。
新しい服を着る|手っ取り早く印象アップ

手っ取り早く印象を良くしたいなら、新しめの服を着るのがおすすめです。
ぽっちゃりさんは汗をかきやすい分、服が早く傷みがちです。
傷んだ服は生地が伸びたりヨレたり、毛玉やシワが目立ったりと、あまり印象がよくありません。
しかし、新しい服は毛玉やシワがありません。
生地にハリがあるため、体のラインを拾いにくいメリットもあります。
それだけで全体の印象がぐっと良くなり、自然と清潔感も出てきます。
しばらく服を買っていない場合は、一度持っている服を見直し、状態のよい服を優先して着てみましょう。
色の対比を利用する|視覚効果でスリムな印象に

収縮色の引き締め効果をより高めるには、明るい色との対比を上手に使うことがポイントです。
上半身を細く見せたい場合は、トップスを濃い色にし、パンツを明るめのグレーやブラウンにします。
反対に下半身を細く見せたいときは、パンツに濃い色を選び、アウターやインナーに明るめの色を入れてみましょう。
色の対比によって、濃い色を取り入れた部分がより引き締まって見えるようになり、体型カバーの効果がぐっと高まります。
また、軽やかな印象をつくるうえでも、明るい色を取り入れることを意識するとよいでしょう。
濃い色だけでコーディネートをまとめると、重たい印象になりがちです。
コーディネートに明るめの色を取り入れるとバランスがよくなり、洗練された印象も与えられますよ。
「レトロピクス」で見つける、低身長ぽっちゃりメンズのお悩み解決ファッション
小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「RetroPics.(レトロピクス)」は、低身長ぽっちゃりメンズが、自分に本当に合う服を自信を持って選べるブランドです。
低身長ぽっちゃりメンズは、市販の小さいサイズでも「体型に合わない」「バランスが崩れて見える」といった悩みがつきものです。
しかし、レトロピクスのアイテムであればそんな心配はいりません。
レトロピクスでは、身長160cmを基準としたサイズ設計で、低身長メンズの体型にぴったりフィットする商品を展開しています。
ぽっちゃり体型でも、ちょうどよくフィットする快適な着心地を実感していただけます。
また、取り扱っているのは、年齢や流行に左右されないシンプルでベーシックなアイテムが中心です。
ファッション初心者の方でも取り入れやすく、着るだけで清潔感のある上品な印象を演出できます。
ぽっちゃり体型をカバーしながらおしゃれに見せたい低身長メンズはぜひ、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「レトロピクス」のオンラインショップをチェックしてください。

自信はファッションで作れる!お悩みを払拭しておしゃれを楽しもう
低身長ぽっちゃりメンズは、ネガティブな印象を持たれがちです。
しかし大切なのは、「どう見られるか」ではなく「どう見せたいか」。
ポイントを押さえてコーディネートすれば、見た目の印象は変えられます!
ファッションは、自分を前向きにしてくれる心強い味方です。
自分の体型に合う服を選び、おしゃれをもっと楽しんでいきましょう。

