カットソーやTシャツは、誰もが持っている定番アイテムです。
しかし、低身長メンズにとっては子どもっぽく見えたり、身長の低さが目立ってしまったりと、悩みの多いアイテムでもあります。
この記事では、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「RetroPics.(レトロピクス)」が、低身長メンズがカットソーをおしゃれに着こなすためのコツをわかりやすく解説します。
カットソーやTシャツをカッコよく着こなしたい低身長メンズは、ぜひチェックしてください。
低身長メンズが押さえておきたいカットソー・Tシャツ選びの基本
カットソーとは、編み物(ニット)生地で作られた衣類のこと。
衣類の生地は、主に「編み物」と「織物」に分けられます。
編み物は、織物に比べて伸縮性に優れ、シワになりにくいのが特徴です。
Tシャツやポロシャツ、タンクトップ、スウェットなどもニット生地が使われているので、すべてカットソーに含まれます。
カットソーは、意外と身近なアイテムであるといえますね。
ここではまず、低身長メンズがカットソー選びで意識したいポイントについて解説します。
ジャストサイズが鉄則|体型と幼さをカバー

低身長メンズに似合うカットソーの条件として、ジャストサイズであることは外せません。
低身長メンズは、自分に合うサイズのカットソーを見つけることが難しく、ついオーバーサイズなものを選びがちです。
しかし、サイズが大きすぎると、余った肩幅や長すぎる着丈によって、小柄な体型が強調されてしまいます。
また、子どもが大人の服を着ているような、幼さを感じさせる原因になることもあります。
小柄な体型を目立たせず、子どもっぽい印象を与えないためには、ジャストサイズのカットソーを選ぶことがマストです。
ジャストサイズのカットソーを選ぶときは、肩幅と着丈をチェックしましょう。
肩に縫い目があるタイプのカットソーであれば、肩の骨と衣服の縫い目が合っているかが目安になります。
またカットソーの着丈が長すぎると、着こなしの重心が下がって見え、身長の低さが際立ってしまいます。
パンツが見える面積が狭くなるため、脚が短い印象を与えてしまうことも。
ジャストサイズの着丈は、お尻の半分より少し上にすそがくるのが目安です。
ベーシックカラーからそろえる|まとまり感のあるコーデに

おしゃれ初心者の低身長メンズがまず手に入れたいは、ベーシックカラーのカットソーです。
ベーシックカラーとは、コーディネートの基本となる色のこと。
具体的には、白・黒・グレー・ネイビー・ベージュ・ブラウンの6色を指します。
これらの色はどのようなアイテムとも合わせやすく、まとまりのあるスタイルをつくるうえで重宝します。
とくにカットソーは、ほかのアイテムと組み合わせて着ることが多いため、ベーシックカラーを優先してそろえるとよいでしょう。
また、大人な雰囲気を演出できることもベーシックカラーの魅力のひとつ。
落ち着いた印象を与えるため、小柄な体型から幼く見られやすい低身長メンズにとって、心強い味方になるカラーといえます。
カットソーの色選びに迷ったら、まずはベーシックカラーから取り入れましょう。
無地または小さめの柄を選ぶ|大人らしさを演出

低身長メンズには、無地やワンポイント程度の控えめな柄が入ったカットソーがおすすめです。
とくに、Tシャツはデザインのバリエーションが豊富で、派手な柄やイラスト、大きなロゴが入っているものも少なくありません。
しかし、このようなカジュアル感の強いデザインは、低身長メンズが着ると子どもっぽい印象を与えてしまうことがあります。
幼く見られがちな低身長メンズは、シンプルなデザインのTシャツを選び、落ち着いた雰囲気を演出しましょう。
低身長メンズのためのカットソー×パンツの着こなしルール
カットソーはシンプルで着まわしやすいアイテムですが、全体のバランスに気を配ることで印象が大きく変わります。
そこで重要になるのが「パンツとの合わせ方」です。
カットソーとパンツの合わせ方を工夫するだけで、体型の悩みをカバーしながら、おしゃれに見せることができます。
ここでは、低身長メンズをより魅力的に見せる、カットソーとパンツのコーディネートのポイントを紹介します。
パンツはキレイめを意識|カジュアルとフォーマルのバランスをとる

カットソーにキレイめなパンツを合わせると、カジュアルさのなかに上品さが加わり、絶妙なバランスの着こなしが完成します。
ファッションにおける「キレイめ」とは、清潔感があり上品なスタイルのこと。
フォーマルな印象を与えるため、ビジネスやデートといったシーンに取り入れても違和感がありません。
カットソーは、Tシャツに代表されるように、どうしてもカジュアルな印象を与えてしまうアイテムです。
そこに、同じくカジュアル感のあるジーンズやスウェットパンツを合わせると、全体がラフになりすぎて、子どもっぽく見えてしまいます。
そんなときに取り入れたいのが、キレイめなパンツです。
具体的には、黒のスラックスや細身のチノパンなど。
詳しくは「黒スラックスで身長を高く見せるポイント」や「チノパンコーデのポイント」の記事で解説しています。
また、テーパードパンツもカットソーに合わせやすいアイテムのひとつです。
とくに黒のテーパードパンツには、低身長でもスマートに見える良さがあります。
これらのパンツを取り入れるとおしゃれで大人な印象に仕上がるので、ぜひ試してみてください。
カットソーの色は明るく、パンツは暗く|視線を上げて高身長に

身長の低さをカバーするためには、カットソーに明るい色、パンツに暗い色を選び、上下で明度差をつける方法が効果的です。
人の視線は、明度が高い色、つまり明るい色に自然と引き寄せられます。
そのため、トップスを明るい色、ボトムスを暗い色にすると、まわりの人の視線は上半身に集まりやすくなります。
その結果、ファッションの重心が上がり、身長が高く見える効果が期待できるでしょう。
おしゃれ初心者でも取り入れやすい明るい色には、白やベージュがありますが、淡いピンクや水色などのパステルカラーもおすすめです。
取り入れやすいパンツの色には、定番の黒のほか、ネイビーやチャコールグレーなどがあります。
これらの暗い色には、脚を引き締めて細く見せる効果もあるので、低身長メンズのおしゃれの基本として覚えておくとよいでしょう。
低身長メンズにぴったりなパンツの選び方やコーデのコツは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
低身長でもおしゃれに見せる!カットソーコーデ術
カットソーはファッションの定番アイテムですが、ただ着るだけでは、なかなかおしゃれに見えません。
見た目の印象をワンランクアップさせるためには、小物の選び方やコーディネートにちょっとした工夫が必要です。
ここでは、低身長でもおしゃれに見せられる、カットソーのコーデテクニックをご紹介します。
なお、低身長メンズのコーデについて基本から知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。
スニーカーは避ける|洗練されたおしゃれは足元から

低身長メンズの場合、カットソーにスニーカーを合わせるコーディネートは避けた方が無難です。
カットソーはもともとカジュアルな印象のあるアイテムです。
そこにスニーカーを合わせると、カジュアル感が強くなり、子どもっぽく見えてしまうことがあります。
そんなときにおすすめなのが、レザーシューズ(革靴)です。
カットソーに合わせるとコーデに上品さが加わり、カジュアル感がほどよく抑えられ、大人らしさが引き出されます。
「革靴はビジネス用では?」と思うかもしれませんが、実は種類も豊富。
靴ひもが付いたもの以外にも、ローファーやモンクストラップなど、さまざまなタイプがあります。
レザーシューズで足元を引き締めて、洗練されたスタイルを目指しましょう。
レイヤードを取り入れる|視覚効果でスタイルアップ

レイヤード(重ね着)は、体型カバーとおしゃれを両立できる、低身長メンズにぴったりのコーデテクニックです。
カットソーだけではのっぺりとした印象になりがちですが、上に1枚重ねるだけで立体感のある着こなしになります。
おすすめは、ジャケットとカーディガン。
どちらも前を開けて着ることで、自然と縦のラインがつくられて、全身をすらりと見せる効果が期待できます。
また、ジャケットやカーディガンの前を閉じた場合も、首元からのぞくカットソーに視線が集まり、身長の低さが意識されにくくなります。
(参考記事:カーディガンの使い方とおすすめコーデ)
とくに、ジャケットは上品な印象を与えてくれるため、子どもっぽく見られやすい低身長メンズはぜひ活用したいアイテムです。
(参考記事:ジャケットの着こなし方&コーデのコツ)
「レイヤードは難しい」と思うかもしれませんが、カットソーはどんなアイテムとも相性がよいので、取り入れるのは意外と簡単です。
低身長メンズこそレイヤードを活用して、スタイルアップとおしゃれなイメージの両方を手に入れましょう。
低身長メンズにおすすめのカットソー・Tシャツ3タイプ
カットソーと一言でいっても、実はさまざまなタイプがあり、デザインによって着たときの印象も変わります。
ここでは、おしゃれ初心者でも取り入れやすい3種類のカットソー・Tシャツを紹介します。
どれも1枚で着られて、ほかのアイテムとも合わせやすいので、ぜひコーディネートに取り入れてみてください。
クルーネックカットソー|おしゃれ初心者はまずここから

クルーネックカットソーとは、首元が丸く開いた定番のカットソーのこと。
1枚でも着用できて、レイヤードのインナーとしても使える万能アイテムです。
似ているアイテムに「Uネックカットソー」がありますが、これらの違いは首元の開き具合にあります。
Uネックの方が首元が深く開いており、顔まわりがすっきり見える特徴があります。
ただし、開きが深すぎると肌の露出が多くなり、清潔感に欠ける印象を与えることも。
おしゃれ初心者はまず、クルーネックカットソーから取り入れるのが安心です。
とくに低身長メンズには、首元のリブ(伸縮性が高いパーツ)の幅が細いものがおすすめです。
リブが太いとカジュアル感が強くなり、子どもっぽく見えてしまいます。
一方で、リブが細いクルーネックは上品な印象を与えやすく、ジャケットやカーディガンとも好相性。
キレイめなパンツを合わせれば、大人の雰囲気が漂うコーディネートが完成します。
Vネックカットソー|顔まわりを引き締める

首元がV字にカットされたデザインが特徴的な、Vネックカットソー。
顔まわりを引き締め、シャープな印象を与える効果があります。
とくに低身長メンズにとってうれしいのが、縦のラインが強調されること。
V字が視覚的に縦方向の印象を強めるため、スタイルアップにつながります。
そこに細身のパンツを合わせれば、縦のラインがより際立ち、自然と身長が高く見える効果が期待できます。
ただし、Vネックカットソーを選ぶときは、V字の深さに注意が必要です。
V字が深すぎるものは、品がなく感じられてしまいます。
V字のもっとも深いポイントが、鎖骨の少し下あたりにくるのを目安に選ぶとよいでしょう。
ヘンリーネックカットソー|シンプルでもセンスよく見える
ヘンリーネックカットソーは、胸元に2〜3個のボタンが付いた、開きのあるデザインが特徴です。
ラフな感覚で着られるのに、ボタンがアクセントとなり、シンプルながらもセンスよく見えるカットソーとして人気があります。
また、胸元のボタンに視線が集まり、身長の低さがカバーされることもポイントです。
デザインが似ているアイテムにポロシャツがありますが、ヘンリーネックカットソーは襟がない分、カジュアル寄りです。
一方で、ボタンが付いていることから、クルーネックカットソーよりもやや上品な印象になります。
この絶妙なニュアンスが洗練された印象を与えるため、普段のコーディネートを格上げしたいときにおすすめの1枚です。
低身長メンズでも1年中楽しめる!季節別カットソーコーデのコツ
カットソーやTシャツは、季節を問わず使える便利なアイテムです。
さらに、着こなしを工夫することで、スタイルアップできるだけでなく、おしゃれな印象もぐっと引き立ちます。
ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に合った、カットソーやTシャツの着こなし方を紹介します。
春のカットソー・Tシャツのコーデ|色の効果で重心を上げる

春は軽やかな装いや、明るい色が似合う季節。
カットソーやTシャツにも、白やベージュ、ライトグレーなどの明るい色を取り入れると、春らしいコーデになります。
そこに暗めの色のパンツを合わせると、視線が上半身に誘導されて、身長の低さが目立ちにくくなります。
たとえば、白のカットソーにネイビーのパンツを合わせれば、清潔感とスタイルアップの両方が叶うコーデの完成です。
色の使い方を意識して、好印象な春スタイルを楽しみましょう。
好印象をつくる春のコーディネートは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
夏のカットソー・Tシャツのコーデ|首元スッキリで爽やかな印象に

暑い夏は、1枚で着られるカットソーやTシャツが主役になります。
着用アイテムが少ない分、シルエットや首元のデザインにこだわりましょう。
夏にぴったりなのはVネックのTシャツです。
顔まわりがスッキリして、涼しげで爽やかな印象に仕上がります。
また、1枚で着ても様になるヘンリーネックもおすすめです。
Vネックやヘンリーネックは視線を上に集める効果があるため、スタイルアップにも効果的です。
さらに、ボーダーTシャツも夏のコーデに取り入れたいアイテムのひとつ。
線の幅が細いものを選べば、低身長メンズでも子どもっぽくならず、爽やかで季節感のあるスタイルを楽しめます。
夏のコーデについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてください。
秋のカットソー・Tシャツのコーデ|レイヤードでスタイルアップ

秋はレイヤードスタイルが活躍する季節です。
Tシャツ1枚では夏の装いになってしまいますが、その上にカーディガンやシャツを重ねることで、秋らしい着こなしになります。
また、「カーディガンの使い方とおすすめコーデ」や「シャツの選び方とコーデのコツ」の記事で紹介しているように、これらのアイテムには低身長をカバーする視覚効果も期待できます。
さらに、色で季節感を取り入れるのも秋コーデのポイントです。
カーキやブラウン、ボルドーなどの深みのある色を取り入れることで、大人らしく落ち着いた雰囲気も演出できます。
重ね着や色で変化のあるスタイルを楽しみながら、スタイルアップも叶えましょう。
気温と季節感のバランスが難しい秋のコーデについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
冬のカットソー・Tシャツのコーデ|着ぶくれを防いでスマートに見せる

冬のコーディネートは「着ぶくれ」に注意が必要です。
寒いからといって服を着込むと、太って見えてしまいます。
アウターの下に着るカットソーはできるだけ薄手で、重ね着してももたつかないものを選びましょう。
とはいえ、寒い冬は「暖かさ」も重要なポイントになります。
そこでおすすめしたいのが、首元まで覆ってくれるタートルネックカットソー。
「タートルネックコーデのコツ」の記事でも紹介していますが、タートルネックには、顔まわりに視線を集めて身長を高く見せる効果も期待できます。
寒い季節に欠かせないのが長袖カットソーです。
アウターと組み合わせることで、寒い季節ならではのファッションを楽しめるでしょう。
長袖カットソーの着こなし方については、こちらの記事を参考にしてください。
低身長メンズの体型にフィットするカットソー・Tシャツなら「レトロピクス」
小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「RetroPics.(レトロピクス)」では、低身長メンズが自分らしく、自信を持って日々を過ごせる服を提供しています。
体型に合うカットソーやTシャツを探しても、オーバーサイズなものばかり。
さらっとカッコよくと着こなしたいのに、どこか子どもっぽい見た目になってしまうのは、低身長メンズにありがちなお悩みです。
レトロピクスでは、身長160cmを基準としたサイズ設計で、低身長メンズの体型にぴったりフィットする商品を展開しています。
シルエットはもちろん、ディティールまで丁寧に仕上げており、まるでオーダーメイドのような着心地を実感していただけます。
また、取り扱っているのは、年齢や流行に左右されないシンプルでベーシックなアイテムが中心です。
ファッション初心者の方でも取り入れやすく、着るだけで大人の落ち着いた雰囲気を演出できます。
自分の体型に合うカットソーやTシャツを探している低身長メンズはぜひ、小さいサイズ専門メンズファッション通販ブランド「レトロピクス」のオンラインショップをチェックしてください。

低身長メンズはカットソーでおしゃれの幅を広げよう!
カットソーやTシャツは主役にも脇役にもなれる、万能なアイテムです。
選び方や着こなしのコツさえつかめば、低身長の方でもスタイルよく、おしゃれに見せることができます。
ほかのアイテムとの組み合わせや、季節ごとのコーディネートを楽しみながら、カットソーでおしゃれの幅を広げてみましょう。
シンプルなカットソーでも、工夫次第で着こなしはぐんと変わりますよ。