シャツはファッションの定番アイテムです。
しかし、シャツを着ても「なんだか似合わない」と感じている低身長メンズは多いのではないでしょうか?
低身長メンズがシャツを着こなすには、ポイントを押さえることが大切です。
シャツを味方につければ、低身長メンズでもより洗練されたおしゃれを楽しめるようになります。
そこでこの記事では、低身長メンズのシャツの選び方と着こなしのコツを紹介します。
低身長メンズのおしゃれの基本はこちらの記事で解説しています。
目次
低身長メンズはシャツが似合わない?
身長が低いためシャツをうまく着こなせず、悩んでいませんか?
低身長メンズがシャツを着て「似合わない」と感じるのは、以下のような理由があります。
- サイズが合っていない
- 子どもっぽく見えてしまう
- 全体のバランスが悪い
低身長メンズにとって、サイズがぴったり合う服を探し出すのは簡単ではありません。
やむを得ず、大きめサイズのシャツを選んでしまうこともあるでしょう。
しかし、自分の体に合っていないオーバーサイズなシャツを着ると「服に着られている」感が出て、小柄な印象が際立ってしまいます。
また、低身長メンズは子どもっぽく見られがちなことも悩みのひとつ。
シャツの選び方によってはその印象がさらに強まるため、注意が必要です。
さらに、シャツを含めた全体のバランス感も気を配りたいポイントです。
着ぶくれしていたり、裾がだぶつくパンツを履いたりしていると、スタイルが悪く見えて低身長が強調されてしまうでしょう。
しかし、これらの「似合わない理由」を払拭できれば、低身長メンズでもおしゃれにシャツを着こなせます!
次から、低身長メンズに似合うシャツの選び方やコーディネートのコツを紹介します。
低身長メンズがシャツを選ぶときのポイント
ジャストサイズのシャツを選ぶ
低身長メンズにとって、自分の体にぴったり合う服を選ぶことはもっとも大切なポイントであり、シャツも例外ではありません。
サイズが合っていないシャツを着ると肩や裾が余り、小柄なことが強調されてしまいます。
さらに、太って見える、だらしない印象を与えてしまうなどマイナスなことばかりです。
反対に、低身長メンズが体にフィットするシャツを着ると、体が細く引き締まって見えて小柄さが気にならなくなります。
「服に着られている」感がなくなるため、子どもっぽさが払拭されて、大人の男性らしさが際立ちます。
メンズブランドではサイズが合わず、レディースブランドのシャツを検討している方がいるかもしれませんが、あまりおすすめできません。
なぜなら、レディースのシャツはメンズとはシルエットが異なり、男性の体にはフィットしないためです。
さらにレディースは右前、メンズは左前とシャツの開き方が逆になっているので、男性がレディースのシャツを着るとフェミニンな印象を与えてしまうでしょう。
低身長メンズが体に合うシャツを選ぶときにチェックしたいのは、着丈と肩幅です。
シャツの裾がお尻の半分より少し上のあたりに位置するのが、シャツの理想の着丈とされています。
肩幅については、肩の骨の部分にシャツの縫い目が合い、落ち感なく着用できることを確認しましょう。
キレイめなシャツを選ぶ
キレイめなシャツを選ぶと、低身長メンズの幼さが抑えられて大人の男性らしさが引き立ちます。
「キレイめ」とは、清潔感がありきちんとした印象を与えるスタイルのこと。
オフィスで着用しても違和感なく溶け込めるアイテムをイメージするとよいでしょう。
服は大きく、フォーマルとカジュアルに分けられます。
低身長メンズは低年齢に見られがちですが、カジュアルなアイテムを身に着けると、子どもっぽさがさらに際立ってしまいます。
一方で、キレイめなシャツはフォーマルの要素が強めです。
キレイめなシャツを着ることで落ち着いた印象になり、大人の男性らしい魅力が引き出されます。
キレイめなシャツを選ぶときは、シンプルでベーシックなものに注目しましょう。
色はまず、白を手に入れてください。
白はどのようなコーディネートにも合わせやすい、もっともベーシックなカラーです。
そのあとにブルーやネイビーをそろえるのがおすすめです。
シャツのデザインは奇抜なものを避け、襟付きのスタンダードなものを選びましょう。
ただし、キレイめなシャツだからと紳士服専門店で購入するのは避けてください。
光沢感のある生地によりビジネスらしさが出てしまうため、オフの日のファッションには向きません。
キレイめなシャツは生地感も重要なポイントになるので、カジュアル服を扱うブランドで探してみましょう。
視線を集めるシャツを選ぶ
白やネイビー、ブルーなどの定番カラーをそろえたら、視線を集めるシャツにも挑戦してみましょう。
シャツに視線が集まると下半身へ意識が向きにくくなり、身長の低さが目立たなくなる視覚効果が得られます。
カラーシャツや柄物、リネンなど素材感のあるシャツを着ると、まわりの人の視線が上半身に誘導されやすくなります。
カラーシャツを取り入れるなら、グレーやライトブルー、ライトベージュ、ピンク、ボルドーなどがおすすめです。
柄物は選び方次第で幼さが強調されてしまうため、難しいアイテムのひとつです。
低身長メンズが取り入れるなら、柄が大きすぎないものを選びましょう。
花柄のシャツでも、細かな花が散りばめられた小花柄を選ぶと上品に着こなせます。
加えて、ストライプ柄は縦のラインが強調されるため低身長をカバーできます。
ギンガムチェックなどのチェック柄も、視線を集める効果がありながらほかのアイテムとも合わせやすいので、持っておいて損はありません。
柄物シャツを着こなすポイントは、パンツの色と柄に使われている色を合わせることです。
シャツによる視線を集める効果を最大限に得るには、下半身を目立たせないことも大切になりますが、詳しくは後ほど解説します。
低身長メンズがシャツを着こなすコーディネートのコツ
縦長シルエットを意識する
縦長シルエット、いわゆる「Iライン」を意識すると、身長が高く見えます。
シルエットとは、服を着たときの輪郭のこと。
ラインと呼ぶこともあり、ファッションでは「Iライン」「Yライン」「Aライン」が代表的なシルエットとされています。
なかでも、低身長メンズがシャツを着たときに意識したいのが、Iラインです。
Iラインは、体にぴったりフィットする細めのアイテムで全身をまとめたシルエットを指します。
ジャストサイズのシャツに加えて、細身のパンツを選ぶようにすればIラインが完成します。
また、シャツとパンツを同系色でまとめて、縦長に見せるのも方法のひとつです。
シャツをすらりと着こなすには、ボリュームのあるアイテムを避けて、縦長のシルエットになる細めのアイテムを選んでみましょう。
暗く濃い色のパンツを選ぶ
暗く濃い色のパンツを履くことでも、身長を高く見せる効果が得られます。
色には「膨張色」と「収縮色」があります。
白色や赤色、黄色などの明るい色は膨張色であり、ものを大きく、太く見せるのが特徴です。
反対に、黒色やネイビーなどの暗い色はものを引き締めて見せます。
引き締まって見えると細く、長く感じられるため、スタイルアップ効果がねらえます。
さらに、カラーシャツや柄物のシャツを合わせれば意識が上半身に集中し、身長の低さが目立たなくなるでしょう。
パンツと靴の色を合わせる
脚長効果を最大限に得るなら、パンツと靴の色を合わせるのがおすすめです。
足からつま先までが同系色になると、パンツと靴の境目がわからなくなるため足が長く見えます。
また、コーディネートに統一感が出るのですっきりとした印象にまとまります。
先ほどの「暗く濃い色のパンツを選ぶ」テクニックと合わせて、靴も暗めの色を選び、全身のコーディネートでスタイルをよく見せましょう。
モノトーンに1色プラスする
色の選び方に悩んだら、モノトーンに1色プラスすることを意識してみてください。
モノトーンとは黒、白、グレーなどの無彩色を使った色合わせのこと。
モノトーンで構成されたファッションは、清潔感のあるキレイめな印象を与えます。
反対に、赤や黄色などの鮮やかな色がファッションに加わると、カジュアルに見えてしまいます。
そのため、幼く見えやすい低身長メンズはモノトーンでコーディネートするのが基本です。
さらに、モノトーンに1色加えると、より一層おしゃれなコーディネートを楽しめます。
ここでプラスするのは、ネイビーやブラウン、カーキ、ベージュなど落ち着いた色を選ぶのがポイントです。
これらはベーシックカラーと呼ばれ、ほかの色となじみやすく、コーディネートに取り入れやすい色とされています。
ただし取り入れるのは1色までです。
モノトーンに2色以上取り入れると、統一感がないごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。
まずはモノトーンでコーディネートし、さらにおしゃれな着こなしにチャレンジしたい方は、そこに1色加えたスタイルを試してみましょう。
レトロピクスで人気のシャツを紹介!
ここからは、小さいサイズメンズ専門ブランド「レトロピクス」で人気のシャツを紹介します。
The XS Shirt
レトロピクスで一番人気のシャツ「The XS Shirt」には、低身長メンズファッションへの数多くのこだわりが詰まっています。
The XS Shirtのコンセプトは「小柄な大人の定番」です。
小柄男性の体にフィットするサイズ感と飽きの来ないシンプルなデザイン、快適な着心地、コーディネートのしやすさにこだわっています。
とくに注目したいのはサイズ感。
他社メンズブランドでは、Sサイズといっても170cmの方でぴったりという場合も少なくありません。
しかし、レトロピクスでは152〜165cmの男性に合わせてS・XS・XXSサイズの服を用意しています。
大きなサイズを単に縮小しているのではなく、小柄男性の体にフィットすることを重視して、着丈や肩幅、身幅を調整しています。
そのため、レトロピクスのシャツを着用すれば、これまでにないフィット感を体験できるはずです。
また、キレイめシャツは紳士服専門店ではなく、カジュアル服を取り扱うブランドで探すのがおすすめと前述しました。
生地感に適度なカジュアル要素を求めるためですが、カジュアル服ブランドでは低身長メンズにぴったり合うサイズのシャツとなかなか出会えません。
だからこそ、レトロピクスのThe XS Shirtがおすすめです。
The XS Shirtは生地感やシルエットにこだわることで、フォーマルとカジュアルのバランスが取れたキレイめのシャツに仕上がっています。
オフの日からビジネスシーンまで幅広く使える、とても便利なアイテムです。
カラーは定番のホワイトに加えて、コーディネートのアクセントにも使えるサックスブルーとライトブルーを用意しています。
The XS Shirtを取り入れ、日々のおしゃれを楽しみましょう。
The XS HS Shirt
「The XS HS Shirt」は、レトロピクスの人気アイテムであるThe XS Shirtの半袖バージョンです。
しかし、ただ袖を短くしているのではありません。
袖丈は、半袖でもあまり腕を露出しすぎない絶妙な長さに調整しています。
また、夏の普段着として気回しやすいようにボタンの色を茶色に変えて、Yシャツらしさを軽減させているのもポイントです。
とはいえ、キレイめシャツのThe XS Shirtの良さはそのまま保たれているので、夏のビジネスシーンでも違和感なく使用できます。
さらに優れた吸湿速乾性がある生地を採用しており、夏場でも快適に着用できます。
生地には高い伸縮性もあるため体の動きが邪魔されず、夏のアクティビティも存分に楽しめるでしょう。
The XS Shirtのこだわりである、低身長メンズにフィットする着丈と肩幅、身幅はそのままに、夏のおしゃれを一層楽しめる半袖シャツに仕上がっています。
前のボタンを閉じてさらりと着こなすほか、カットソーの上に羽織ってもおしゃれにまとまります。
The XS HS Shirtを着て、充実した夏を過ごしましょう。
コットンビエラシャツ(XXS・XS・Sサイズ展開)
コットンビエラシャツは、耐久性が高くハリのある生地がメンズらしい印象を与えるアイテムです。
「ビエラ」とは織り方のひとつであり、レトロピクスでは緯糸(たていと)と経糸(よこいと)に異なるカラーを使用することで、落ち着いた色合いを再現しています。
さらに、レトロピクスのビエラシャツは綿100%で、生地に重厚感があるのが特徴です。
耐久性が高いため、長く愛用することで経年変化を楽しめるのも魅力のひとつ。
カジュアル要素がやや強めですが、ベーシックなデザインなので、キレイめなコーディネートにも取り入れやすくなっています。
レトロピクスならではのサイズ感を大切にしながら、ヴィンテージライクなディティールやリラックス感にこだわったアイテムです。
ボタンを開けて羽織ったり冬物アウターの中に着たりと、秋から冬にかけて長く楽しめるでしょう。
低身長メンズシャツコーデのまとめ
低身長メンズでもポイントを押さえれば、おしゃれにシャツを着こなせます。
シャツは定番アイテムなので、コーディネートに取り入れやすいのが魅力です。
とはいえ、低身長メンズにとってジャストフィットするシャツを探すのが一番の課題でしょう。
体にぴったり合うサイズのシャツを着ておしゃれを楽しむなら、レトロピクスがおすすめです。
レトロピクスで取り扱っているのは、低身長メンズのサイズ感にこだわったアイテムばかり。
まずは、レトロピクスで定番カラーのスタンダードなシャツを手に入れて、コーディネートを楽しんでみてください!
白シャツのコーディネートはこちらの記事でも解説しています。